2022年9月5日に牧之原市にある川崎幼稚園で、園児の河本千奈ちゃん3歳が送迎バスの中に約5時間にわたり置き去りにされ、熱中症で亡くなりました。
7日開かれた保護者説明会では、あまりにもショッキングな内容に過呼吸で倒れる人が続出し、参加者13名が救急搬送される事態に。
今回は、保護者説明会での河本千奈ちゃんの父親の言葉、また参加した保護者の方の話をまとめました。
河本千奈ちゃんの父親の言葉総まとめ
参加した保護者の言葉まとめ
河本千奈ちゃんの両親の顔画像や名前は?
通園バス置き去り事件概要
河本千奈ちゃんの父親の言葉総まとめ
9月7日に開かれた保護者説明会。
あまりにもショッキングな内容に過呼吸で倒れる人が続出し、13名が搬送されるという異例の事態になりました。
搬送されたのは、保育士6人、保護者7人です。
現場の消防隊員の方によりますと、
参加した保護者の方によると、河本千奈ちゃんの父親が話している最中、興奮状態と怒りで、過呼吸になり倒れる人が続出したそうです。
次に、河本千奈ちゃんの父親の言葉と話の内容をまとめました。
担任・副担任が確認怠る「ふざけるな、くやしくてたまりません」
河本千奈ちゃんの担任と副担任は、「登園」しているはずの河本千奈ちゃんがいないことに気付いていながら、なにもしなかったのです。

副担任の「千奈ちゃんいないんですけど欠席になっていませんよ」に対し、担任は「本当だね、おかしいね」と返し何もしませんでした。
ここで女性職員に確認をしていれば、もし保護者に連絡をしていれば、河本千奈ちゃんがバスに置き去りにされていることに気付けたはずです。
普段から連絡や確認を怠っていたとしか思えませんよね。
変わり果てた我が子「普段の2倍くらい重くて、何でこんなと…」
動画の1:47辺りの言葉を抜粋します。
父親:子供の姿と違うので、そこだけはびっくりしないで下さいといわれて、中に入りました。
抱っこしてもいいといわれたので抱っこすると、普段の2倍くらい重くて、何でこんなと…
病院で変わり果てた姿の河本千奈ちゃんに再会した時の様子を話されています。
変わり果てた我が子を見てどんなに辛かったか、想像もできません。
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もうすぐで誕生日だった千奈ちゃん「あと10日で4歳だった」
4歳の誕生日を一緒にお祝いするはずだったのに、なぜこのような悲惨な事件が起きてしまったのでしょうか。
ご両親の気持ちを考えると本当に辛いです。
「バスを降りるにしても最後に降りなさいと教育していた」
新たに、河本千奈ちゃんは発見当初の体温が40度まで上がっていたことがわかりました。
河本千奈ちゃんは両親から言われていたことをちゃんと守っていたのです。
誰かが助けに来てくれるのをずっと待っていたはずです。
園長、女性職員、担任、副担任、それぞれが他人任せにしてしまったために幼い命が失われてしまいました。
河本千奈ちゃんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
保護者の言葉まとめ
保護者説明会に参加された保護者の方の話から、当時の様子がわかってきました。
降車時に車内に誰も取り残されていないかチェックを怠ったことに対しての言葉だと思われます。
チェックをし忘れた、では済まされません。
「最初に倒れたのは一番前にいた保護者でした」
そこから連鎖するように5~6人が過呼吸のような状態で倒れました。
説明会は続けられる状況でなくなったので中断となりました。
保護者の1人が倒れて、連鎖するように他の方が次々と倒れてしまったようです。
消防隊員の方が言うように、あまりの興奮状態で過呼吸になってしまったのだと思われます。
亡くなった河本千奈ちゃんと同級生の親御さんたちは、特に思い出がありますよね。
3歳の女の子が過酷な環境の中でも必死に生きようとたたかっていたと思うと、本当に胸が苦しくなります。
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河本千奈ちゃんの両親の顔画像や名前は?
河本千奈ちゃん一家は数年前に牧之原市に引っ越してきました。
河本千奈ちゃんの家族は、
- 母親
- 父親
- 妹か弟(出産前)
であることがわかっています。
事件に関してご両親は記者会見などは開いておらず、弁護士を通じたコメントなどもありません。
TwitterやインスタなどSNSを通じてのコメントもないので、顔画像や名前についての情報は一切わかっていません。
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通園バス置き去り事件概要
事件当日、いつもの運転手が欠病し、臨時で増田立義園長が運転することに。
「園長は運転に不慣れだった」と記者会見で明かしています。
バスには他に70代の女性派遣職員も乗車していました。
河本千奈ちゃんを含む6人の園児を乗せ、5日午前8時50分ごろ到着。
バスを園から250mも離れた駐車場に停めました。
そして増田立義園長と70代の女性職員は、バスから全員が降りたか確認せずドアを閉め、河本千奈ちゃんを置き去りにしてしまったのです。
クラス担任と副担任も河本千奈ちゃんは欠席だと思ってしまい、ご両親やほかの職員に確認を取らなかったそうです。
この日の牧之原市の最高気温は30.5度で、密閉されたバスの中はもっと過酷な環境だったと想像できます。
そんな中、河本千奈ちゃんは約5時間も置き去りにされました。
午後2時10分ごろ、園児を帰宅させるため職員がバスに乗って発見した時には、河本千奈ちゃんは既に心肺停止状態で、体温も非常に高い状態でした。
車内には河本千奈ちゃんが飲み干したとみられる空の水筒も見つかったようです。
また、乗車時は前から4列目に座っていましたが、発見時は2・3列目に座っていたそうです。
助けを求めて移動したのでしょう。
どんなに苦しかっただろうと、想像するだけで胸が痛みます。
まとめ
河本千奈ちゃんの父親の言葉と話の内容、また参加した保護者の方の話をまとめました。
園のずさんな管理体制が明らかになり、1人の幼い命が失われました。
園には説明責任をしっかり果たしてもらい、二度とこのような事件が起きないようにしてほしいですね。

