2022年8月31日現在の、台風11号進路予想に関する最新情報をまとめました。
日本の情報だけでなく、各国の進路予想シュミレーションを掲載していますので、ご確認ください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
台風11号2022の現在地や強さは?
台風11号2022たまごの進路予想は?気象庁windy米軍の予想図まとめ
台風11号2022たまごの各国シミュレーションの比較!
台風11号2022たまごの現在地や強さは?
2022年8月28日の15時に、南島島近海で台風11号が発生しました。
2022年9月4日20時現在の台風11号▼

名称 | HINNAMNOR(ヒンナムノー) |
---|---|
中心位置 | 久米島の西北西約280km |
速さ | 時速20km/h |
中心気圧 | 945hPa |
最大風速 | 45m/s(中心付近) |
最大瞬間風速 | 60m/s |

最新情報は、Yahoo!天気・災害情報でご確認ください。
台風11号は、5日(月)にかけて東シナ海をやや発達しながら北上し、次第に進路を東よりに変えて、6日(火)には九州へ接近し、その後日本海を北北東に進む予想です。
沖縄地方では4日(日)は暴風に警戒し、九州北部地方では6日(火)は暴風に厳重に警戒してください。
沖縄地方や西日本では6日(火)にかけてうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
また、沖縄地方や西日本から東日本では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
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台風11号2022たまごの進路予想は?気象庁windy米軍の予想図まとめ
台風11号の進路予想に関する、各国の気象予報機関の最新情報をまとめました。
- 日本気象庁
- windy
- 米軍
- ヨーロッパ
まずは、日本気象庁から見ていきましょう。
【気象庁】の予想図
日本気象庁の台風11号に関する最新情報を見てみましょう。
9月4日20時現在▼
最新情報は、気象庁公式HPでご確認ください。
台風11号は、4日(日)16時に再発達し、非常に強い勢力に。
大型で非常に強い台風11号は、5日(月)にかけて東シナ海をやや発達しながら北上し、次第に進路を東よりに変えて、6日(火)には暴風域を伴ったまま九州へ接近する見込みです。
その後、速度をあげて、日本海を北北東に進む予想です。
九州では暴風に厳重な警戒が必要です。
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【windy】の予想図
「windy」はチェコの気象予報機関です。
風の流れや強さ、1週間以上先の天気予報を動画でチェックすることができます。
視覚的にわかりやすく、精度が高い予報としても知られています。
さっそく、台風11号の進路予想図を見ていきましょう。
・windyの進路予想図の見方
L:低気圧
H:高気圧
windyによると、台風11号は沖縄地方で動きが遅くなり、その後日本海を北上する見込みです。
強い勢力を保ったまま北上する見込みで、台風がから離れている地域にいても警戒が必要です。
【米軍】の予想図
米軍合同台風警戒センター(JTWC)は、アメリカ・ハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関です。
一般人もアクセス可能なサービスです。
では、台風11号の現在の様子を見ていきましょう。
2022年9月4日(日)現在▼
引用:JTWC
・記号の説明
黄いろ丸(24時間以内の発達は考えずらい)
オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
赤丸(24時間以内に発達します)
赤矢印(熱帯低気圧・台風)
水色丸(熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質)
ABPW :西部北太平洋の略図
ABIO:インド洋の略図
画像の右下に赤い矢印で「TY 12W HINNAMNOR」の表記がありますね。
これが台風11号です。
“12”となっていますが、これは米軍がつけた台風の続き番号なので、日本の気象庁の番号とは異なります。
次に、米軍による台風11号の進路予想図を見てみましょう。
引用:JTWC
赤い円が重なっているのは、動きが遅くなっているためです。
気象庁と同じような予報ですね。
台風11号は動きが遅くなり、沖縄近海で停滞するようです
沖縄では甚大な被害が予想されますので、十分に警戒してください。
米軍の台風進路予想図には予報円がありません。
予報円とは、台風や暴風域を伴う低気圧の中心が到達するおそれのある範囲を示しています。
ですが、上記画像の赤い円は「風速18m/s以上になる可能性がある」範囲を示しているのです。
米軍では、航海に影響のでる、ある一定以上の風速の範囲を重要視しているようです。
・JTWCの時間の見方
画像は協定世界時を示しているので、日本時間になおす必要があります。
日本時間になおすには、時差の9時間をたしてください。
(例)「04/0600Z」は「4日の06:00」の意味です。
日本時間でいうと「4日の15:00」になります。
【ヨーロッパ】の予想図
ECMWFはヨーロッパの気象機関です
ECMWFでは、動画のように等圧線と風の動き・強さを見ることができます。
さっそく、台風11号の進路予想図を見ていきましょう。
【9月5日00 UTC】

【9月6日 00 UTC】

【9月7日 00 UTC】
引用:ECMWF
ECMWFによると、台風11号は9月1日から沖縄近海に停滞し、非常に強い勢力を保ったまま北上する見込みです。
・ECMWFの進路予想図の見方
緑色で表されているのが風の強さです。
濃淡で風の強さを表現しています。

緑色が濃くなるほど風が強いことを指します。
・ECMWFの時間の見方
画像は協定世界時を示しているので、日本時間になおす必要があります。
日本時間になおすには、時差の9時間をたしてください。
ECMWFはスーパーコンピューターによる気象予報で「世界一の数値予報精度」と言われています。
気象庁やJTWCの5日間予報とは異なり、10日間予報と長期予報を得意としています。
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台風11号2022たまごの各国シミュレーションの比較!
台風11号に関して、各国の気象予報機関が計算したシミュレーション結果を比較しました。
【台風11号 今後の進路予想】
猛烈な台風11号は、この後は沖縄の南海上で動きが遅くなる見通しです。その後の進路は予測の誤差が大きいものの、東シナ海を北上し日本海方面に向かう予想が増えています。
進路次第で影響が大きく変わるため、随時最新の情報をご確認ください。https://t.co/2FQj4Hw8Ij pic.twitter.com/mcNIIMbFeF— ウェザーニュース (@wni_jp) August 31, 2022
図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果を表しています。
このことから、9月2日(金)頃までは沖縄の南で動きが遅くなることで一致しているものの、その後の進路に関してはばらつきが大きいです。
おおまかにですが、東シナ海を北上し九州の西から日本海方面に向かう予想になってきています。
強い勢力を保ったまま日本列島を縦断しする見込みですので、十分に警戒してください。
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まとめ
台風11号は、5日(月)から7日(水)にかけて、強い勢力を保ったまま北上する見込みです。
広い範囲で被害が予想されます。
今のうちに万全の準備しておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
