毎年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」は、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々から直接お言葉をいただき、国民がお祝いを伝えることができる、大変貴重で感動的な機会ですね。
さて、2023年は事前申込制、2024年は中止、2025年は申し込み不要と、近年参加方法が変動していますから、「2026年はどうなるの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、皇室ファンの方々が、安全・スムーズに新年一般参賀に参加できるよう、最新情報と過去のデータに基づいた当日参加のための完璧なマニュアルを、わかりやすく解説します。
【2026年最新】新年一般参賀の参加は「申し込み不要」と予想!
近年、新年一般参賀の参加方法が大きく変わり、戸惑う方が続出しています。
「2023年は事前申し込みと抽選があったけれど、2026年はどうなるの?」
しかし、長年にわたる皇室行事の慣例や、直近の2025年開催の傾向を見ると、2026年も事前申し込みは不要で、当日どなたでも参加できる「一般参賀」のスタイルに戻ると予想されます。
まずはこの「申し込み不要」の根拠を明確にし、その上で2026年1月2日(金曜日)の開催情報(予想含む)と、当日スムーズに入場するための基本ルールを、皇室ファンとしてしっかり確認していきましょう。
2026年新年一般参賀の基本情報(予想と確定情報)
結論から申し上げますと、2026年の新年一般参賀は、例年通りの開催形式である「事前申し込みなしの当日参加制」となる可能性が極めて高いです。
その理由は、新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着き、2025年に申し込みが不要の形式がすでに復活しているからです。
天皇陛下や皇后雅子さま、愛子内親王殿下といった皇室の方々に直接お目にかかれるこの貴重な機会は、多くの国民にとって非常に大切な行事ですから、参加方法が大きく変わらないことは喜ばしいことですね。
2026年1月2日は金曜日に当たります。
例年、お出まし(参賀)は午前10時10分頃から計5回行われる予定です。
参賀の基本情報と、予想される皇室の方々のお出まし予定を、わかりやすく表にまとめました。
▼2026年新年一般参賀のお出まし概要(予想)
| お出まし回数 | 参賀予定時間(予想) | お出ましされる主な皇室の方々 |
| 第1回 | 午前10時10分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下、常陸宮妃殿下 |
| 第2回 | 午前11時00分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下 |
| 第3回 | 午前11時50分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下 |
| 第4回 | 午後1時30分頃 | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下 |
| 第5回 | 午後2時20分頃 | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下 |
予想の根拠は、過去の慣例として、新年一般参賀は毎年1月2日に午前10時10分頃から5回のスケジュールで実施されているからです。
このスケジュールは、2025年の開催概要に則しており、2026年も同様の構成が予想されます。
▼2025年新年一般参賀のお出まし概要
| お出まし回数 | 参賀予定時間 | お出ましされた皇室の方々 |
| 第1回 | 午前10時10分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下及び常陸宮妃殿下 |
| 第2回 | 午前11時00分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下 |
| 第3回 | 午前11時50分頃 | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下 |
| 第4回 | 午後1時30分頃 | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下 |
| 第5回 | 午後2時20分頃 | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下及び佳子内親王殿下 |
▼2023年新年一般参賀のお出まし概要
| お出まし回数 | 参賀予定時間 | お出ましされた皇室の方々(確認されている構成) |
| 第1回 | 午前10時10分ごろ | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下、常陸宮妃殿下ほか |
| 第2回 | 午前11時ごろ | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下ほか |
| 第3回 | 午前11時50分ごろ | 天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下ほか |
| 第4回 | 午後1時30分ごろ | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下ほか |
| 第5回 | 午後2時20分ごろ | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下ほか |
| 第6回 | 午後3時10分ごろ | 天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、愛子内親王殿下、佳子内親王殿下ほか |
愛子内親王殿下が成年後、初めて新年一般参賀に出席されました。
天皇皇后両陛下や愛子内親王殿下、佳子内親王殿下といった人気の高い皇族方が全回お出ましになるため、例年多くの参賀者が宮殿・東庭に集まることになります。
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皇室ファンなら知っておきたい!「参賀」と「皇居参観」の違いと入場ルート
「皇居に行くにはいつも申し込みが必要だと思っていた」という声をよく聞きますが、これは「一般参賀」と「皇居参観」を混同されている可能性が高いです。
実は、ふだんの皇居の様子を見学する「皇居参観」は、宮内庁への事前申し込みが必要な行事です。
しかし、新年を祝う「一般参賀」は、特別な行事として設けられているため、申し込みは不要で、当日誰でも参加できるのが大きな特徴なのです。
この違いを知らないと、「2026年も申し込まないと参加できないのでは?」と不安になってしまいますよね。
また、当日参加される方にとって最も重要なのが、入場ルートと厳重な手荷物検査です。
当日は非常に混雑し、入場まで時間がかかるため、この違いとルートをしっかり頭に入れておくことが、スムーズな参賀の鍵となります。
参入・退出ルートと警備態勢と「申し込み」について

https://www.gov-online.go.jp/article/202312/entry-5468.html
新年一般参賀の会場である皇居へは、皇居外苑(皇居前広場)に集合し、そこから皇居・正門(二重橋)を通って参入します。
「正門以外からは入れません」ので、最寄り駅から向かう際は、この正門を目指してください。
この正門を通れるのは、国民にとって大変光栄なことだと、胸が高鳴りますよね。
参入前には、手荷物検査とセキュリティチェックが必ず行われます。
この検査では、安全を守るため、ナイフやハサミなどの危険物はもちろん、旗ざおや大きな荷物、自撮り棒なども持ち込み禁止となっています。
検査をスムーズに通過するためにも、手荷物は最小限に抑えるのが賢明です。
参賀を終え、長和殿(ちょうわでん)のベランダを後にした後は、正門から退出することはできません。
出口は、坂下門、桔梗門、大手門、乾門の4箇所に分かれています。
お出ましが終わると、次の方が入場できるよう速やかな退出が求められますから、あらかじめどの門から退出するかを決めておくと安心です。
この退出のルールや、手荷物検査の厳重さが、「申し込みが必要な特別な行事」という誤解を生んでいるのかもしれませんね。
【2026年最新】参賀当日に最も混雑が予想される時間帯
「申し込み不要」で当日参加できるからこそ、皇居ファンなら誰もが気になるのが「何時から並ぶべきか」という混雑の予測でしょう。
TwitterやFacebookなどのSNSでも、「2025年は9時半開門前に大行列だった」「第1回目のお出ましは別格の混み方」といった声が多く見られ、混雑回避のノウハウが求められています。
2026年1月2日は金曜日ですが、多くの方が年末年始の休暇を取られているため、週末開催と変わらない、あるいはそれ以上の大混雑が予想されます。
最も重要な第1回のお出まし(午前10時10分頃)に間に合うように、または少しでも前列で天皇皇后両陛下をお祝いできるようにするためには、いったい何時頃に皇居外苑に到着すれば良いのでしょうか。
ここでは、過去のデータに基づいた具体的な推奨時間と、その根拠をわかりやすく解説します。
何時から並ぶのが正解?混雑予測と推奨時間
一般参賀の第1回のお出ましには、天皇皇后両陛下をはじめ、上皇上皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、そして人気の愛子内親王殿下、佳子内親王殿下といった多くの皇族方がお揃いになります。
このため、毎年、第1回を狙って参賀者が集中する傾向があります。
宮内庁によると、正門の開門は午前9時30分からです。
しかし、開門時間に合わせて行くと、既に皇居外苑は長蛇の列で、手荷物検査に時間がかかり、第1回のお出ましに間に合わない、あるいは東庭の後方に追いやられてしまうリスクがあります。
これはせっかくの機会ですから避けたいですよね。
過去、申し込み不要で開催された際の参賀者数を参考にすると、以下のデータが見られます。
| 開催年 | 参賀者数 |
| 2019年(平日) | 154,800人 |
| 2020年(木曜日) | 68,710人 |
| 2023年(月曜日) | 12,642人 |
| 2025年(木曜日) | 60,690人 |
予想の根拠として、近年は皇室への関心が高まっているため、2026年の参賀者数は2025年(約6万人)を上回る混雑が予想されます。
よって、第1回のお出ましで良い位置を確保し、余裕を持って入場するための推奨時間は、開門の1時間前、つまり午前8時30分頃に皇居外苑に到着し、手荷物検査の列に並び始めることです。
この時間帯であれば、手荷物検査を終え、東庭の比較的見やすい位置に立つことができる可能性が高まります。
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【必須マニュアル】寒さ対策と持ち物リスト&当日のトイレ情報
1月2日の早朝の皇居外苑は、遮るものがなく、非常に厳しい寒さとなります。
長時間待機することになるため、寒さ対策は参賀成功のための最重要課題といっても過言ではありません。
また、手荷物検査をスムーズにするための準備や、小さなお子様連れの方、高齢の方にとって特に心配なトイレ事情も事前に把握しておきたい情報です。
皇室の方々へのお祝いの気持ちを寒さで曇らせないためにも、ここで紹介する必須マニュアルを必ず確認し、万全の準備を整えてからお出かけください。
参賀成功のための持ち物と防寒対策と周辺のトイレ事情

皇居外苑や宮殿東庭は、砂利道や坂道が多く、また長時間立ちっぱなしになるため、「歩きやすい靴」が基本です。
ハイヒールなどは、転倒事故につながるおそれもあるので避けてください。
そして、最も大切な防寒対策については、以下の表を参考に、万全の準備をお願いします。
| 項目 | 対策内容 | 理由・ポイント |
| 服装 | 重ね着(ヒートテックなど)と防風性のあるアウター | 皇居外苑は風が強く、体感温度が氷点下になることもあります。 |
| 寒さ対策 | 貼るカイロ(腰・背中・足の裏) | 長時間の屋外待機には必須です。多めに用意しましょう。 |
| 手荷物 | 最小限にまとめる | 手荷物検査をスムーズにするため。大きな荷物は駅のロッカーへ。 |
| 小物 | マフラー、手袋、ニット帽、保温水筒(温かい飲み物) | 体温を逃さないための必須アイテムです。 |
特に、手荷物検査ではキャリーバッグなどの大きな荷物は持ち込みを断られる場合があるため、最寄り駅のコインロッカーに預けておくのが賢明です。
トイレ事情に関しては、皇居前広場に仮設トイレが設置されますが、参賀者が集中するため大変混雑します。
待ち時間を短縮するためにも、JR東京駅や東京メトロ大手町駅など、周辺の駅で事前に済ませておくことを強くおすすめします。
宮内庁からも、「風邪の症状がある方、息苦しさや強いだるさがある場合は来訪を控えること」といった協力の要請がありますので、体調管理をしっかり行い、皆で気持ちよく新年を迎えられるようにしましょう。
まとめ:2026年一般参賀を成功させるための最終チェックリスト
2026年の新年一般参賀は、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々を直接お祝いできる、非常に尊い機会となるでしょう。
「申し込み不要」で参加できるからこそ、当日の準備と行動が成功の鍵を握ります。
ここでは、参賀を安全に、そして心から楽しむための要点を表で整理します。
| 項目 | 2026年一般参賀の重要ポイント |
| 参加方法 | 事前申し込みは不要。当日、皇居外苑へ直接集合するスタイルです。 |
| 参入時間 | 午前9時30分開門ですが、午前8時30分頃の到着を目指しましょう。(第1回を狙う場合) |
| 入場ルート | 正門(二重橋)からのみ入場できます。退出は坂下門、桔梗門など4箇所です。 |
| 対策 | 防寒対策は最優先!荷物は最小限にし、歩きやすい靴でお出かけください。 |
天皇陛下が国民に向けてお言葉を述べられる瞬間、そして参賀者が一斉に小旗を振る様子は、私たち日本人が持つ由緒や格式への敬意と、皇室への親愛の念が強く表れる感動的な光景です。
特に2026年は、多くの方が待ち望んだ「申し込み不要」での開催が予想されますから、ぜひ万全の準備で、晴れやかな気持ちで新年を祝う行事に参加されてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
