芸能・エンタメ PR

【グラミー賞2022】BTSはなぜ取れなかったのか?4つの理由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ラスベガスで行われた2022年グラミー賞にノミネートされていたBTSが、昨年に引き続き受賞を逃しました。

アメリカでもBTSはかなり人気があります。

ではなぜ、BTSはグラミー賞を受賞できなかったのでしょうか?

その理由をまとめました。

この記事でわかること

BTSがグラミー賞を取れなかった理由

【グラミー賞2022】BTSはなぜ取れなかったのか?4つの理由

BTS グラミー賞 画像BTSは世界的なヒット曲

「Butter」が「最優秀ポップデュオ / グループパフォーマンス賞」にノミネート

されていましたが、受賞を逃しました。

2年連続のノミネートで、受賞の期待が高まっていただけに、落胆する声が多いです。

なぜBTSは今回も受賞を逃してしまったのでしょうか?

理由をまとめました。

理由①選考基準が不透明

グラミー賞の選考を疑問視する声は以前からあります。

英語圏ではないアーティスト対しての評価が低いことなど、過去の歴史の中でも「疑問視」された受賞は数多くあります。

選考基準が曖昧であり、価値観が世間の変化に追いついていないという批判の声も。

実際、2021年11月23日にアカデミーが発表した『第64回 グラミーアワード』候補者名簿で、BTSは本賞候補にのりませんでした。

グラミーの本賞と呼べれるものには

  1. 今年のレコード
  2. 今年のアルバム
  3. 今年の歌
  4. ベストニューアーティスト

この4つがあります。

2021年夏に大ヒットしたBTSのシングル曲『Butter』が本賞候補にのるのではと期待されていましたが、候補に名前はありませんでした。

BTSがシングル曲『Butter』でノミネートされた部門は

”ベストポップデュオ/グループパフォーマンス”部門

同部門には

  • トニー・ベネット&レディー・ガガ
  • ジャスティン・ビーバー&ベニー・ブランコ
  • コールドプレイ
  • ドージャ・キャット

がノミネート候補に。

シングル曲『Butter』はビルボードシングルチャート”Hot 100″で通算10週も1位を占めただけに、海外メディアでもBTSに対する評価の低さが疑問視されました。

一方で、2年連続でノミネートされただけでも凄いという声もあります。

スポンサーリンク

理由②大衆音楽は好まれない

グラミー賞では、大衆的人気より芸術性を重視する傾向があります。

グラミー賞は「3大音楽授賞式」と呼ばれるものの1つです。

 「3大音楽授賞式」

  • ビルボード・ミュージック・アワード(BBMA)
  • アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)
  • グラミー賞

この中でも1959年に始まったグラミー賞は最も歴史があります。

大衆的な人気が大きく評価される他の2つとは違い、グラミー賞は音楽性を重要視する傾向があります。

むしろ、大衆音楽に厳しかったグラミー賞がBTSを2年連続でノミネートしたこと自体が変化の現れだと考える声もあるほど。

売れているから選ばれる、というわけではないようです。

実際有名なボーイバンドでも受賞しませんでした。

  • The Jackson5
  • New Kids On The Block
  • バックストリートボーイズ
  • One Direction

理由③芸術性を重視する

先ほども述べたように、グラミー賞は芸術性を重視する傾向があります。

音楽評論家のイム・ジンモ氏は「『Butter』は昨年、大成功した曲だが、曲の芸術性が高い方ではない。

グラミー賞はあまり注目されていなくても作品性が高い曲に賞を与える基調があり、最初から受賞の可能性が高くなかった」

引用:中央日報

BTSのシングル曲『Butter』は、世界的大ヒットを記録した曲ですが、音楽の芸術性の観点からすると、受賞の可能性は低かったようです。

昨年もBTSは受賞を逃し、レディ・ガガが選ばれましたが、セールス成績はBTSの方が上でした。

このことからも、グラミー賞は作品がどれだけヒットしたかを重要視しているわけではないようです。


スポンサーリンク

理由④意外と熱狂度は低い?

世界的に人気のアイドルグループBTS。

今回のグラミー賞を逃した報道は日本でも大々的に報道されましたが、若者を除くとその熱狂度は意外と低いことがわかります。

グラミー賞BTSがっていうより、受賞したアーティスト紹介してほしい
『BTS受賞逃す』わざわざ報道する?

韓国でも人気の中心は若者で、BTSメンバーの顔と名前が一致しない人も多いんだそう。

BTSメンバーの顔と名前が一致しないのは49歳の日本人記者だけでなく、同世代の韓国人の知人らも同様らしい。

引用:西日本新聞

ニュースだけを見ていると、世界的に人気で知らない人はいない、と思ってしまいますが、その熱狂度は意外と低いのかもしれません。

error: Content is protected !!