華道界でいま大注目の池坊専宗さん。
華道家元池坊の45代目家元池坊専永さんのお孫さんで、母親は次期家元の池坊専好さんです。
また異色の経歴の持ち主で、華道家で写真家としての顔も持っています。
池坊専宗さんとは、一体どんな人物なのでしょうか。
池坊専宗さんのwikiプロフィールや経歴についてまとめました。
池坊専宗のwikiプロフィール
池坊専宗の経歴まとめ
池坊専宗の華道作品まとめ
池坊専宗のwikiプロフィール
名前 | 池坊専宗(いけのぼう せんしゅう) |
---|---|
生年月日 | 1992年1月20日 |
年齢 | 32歳(2024年2月現在) |
出身地 | 京都市 |
職業 | 華道家・写真家 |
趣味 | 野球観戦(巨人ファン) ジム ボクシング 断捨離 |
好きな食べ物 | 和菓子 |
池坊専宗さんは「華道家元池坊」の後継者で、2023年に561年を迎える由緒ある名家の出身です。
その歴史は室町時代にまで遡り、池坊専応が華道の理念を確立しました。
家元は代々、京都にある「六角堂」の住職を務めています。
「紫雲山頂法寺 六角堂」は聖徳太子が創建したとされおり、「生け花発祥の地」と呼ばれいる桜の名所でもあります。
西国第18番 六角堂頂法寺 今日の京都は25℃まで上がる予報。六角堂の桜も満開です🌸 #六角堂 #頂法寺#西国三十三所 #日本遺産 #観音さんさんサイコク巡礼 #千年巡礼 pic.twitter.com/aLPZA626Mh
— 日本遺産 西国三十三所観音巡礼 (@jhsaikoku33) March 22, 2023
名前 | 紫雲山頂法寺 六角堂 |
---|---|
所在地 | 〒604-8134 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248 |
公式サイトHP | 六角堂HP |
現在、池坊専宗さんは東京の日本橋三越本店や京都の高島屋などで生け花を多数出瓶し、テレビ出演などもされています。
また、自身の生け花を撮影するなど写真家としての一面もあります。
【顔画像】池坊専宗がイケメン
端正なお顔をされていてイケメンですよね。
華道界の若きプリンスとして注目を浴びています。
横から見ても顔立ちが整っているのがわかりますね。
横顔もイケメンです。
落ち着いた大人の雰囲気のある方ですよね。
イケメン御曹司となれば、女性からのアプローチも多いのではないでしょうか。
池坊専宗の本名
池坊専宗さんの家元は由緒ある華道の名家です。
次々期家元の池坊専宗さん今東大大学院生らしくて、その講座に出ることになった。講座タイトルがthe理系って感じで高揚する。楽しみだ。 pic.twitter.com/i2KZ7TVajW
— マリヨシ (@88888nii_dog) July 8, 2020
池坊専宗が本名です。
将来、「華道家元池坊」を背負う正真正銘の御曹司ですね。
池坊という歴史ある存在を担っていくことに対しては、
と後継者としての心構えを語っていました。
池坊専宗の年齢
池坊専宗さんの生年月日は1992年1月20日で、現在の年齢は31歳です。
実は、華道を始めたのは大学を卒業してからのことです。
ネット情報によると、2020年7月時点で東大大学院生なので、華道歴は約2年ぐらいでしょうか。
若者に華道に興味を持ってもらおうと、様々な取り組みをされており、テレビ出演や文筆業など活動の場を広げています。
池坊専宗の身長
上記の画像は2022年11月4日放送のNHK総合「あさイチ」に生出演されたときのものです。
植物の楽しみ方を紹介する「みんな!グリーンだよ」のコーナーに出演し、花をいける際のポイントなどを説明されました。
画像の左側にいる駒村多恵アナの身長は160cmです。
池坊専宗さんは駒村多恵アナよりも顔半分ぐらい身長が高いので、175cmぐらいだと推測されます。
池坊専宗の趣味はボクシング
池坊専宗さんは27歳の時からボクシングを始めました。
ボクシングはパンチを打つことより、相手のパンチをかわす動きが重要なんだとか。
洗練された動きに加えて、理論も構築されていることから、今ではすっかりハマったようです。
スポンサーリンク
池坊専宗の経歴まとめ
池坊専宗さんの学生時代は、華道とはかけ離れたものでした。
中学・高校では野球に打ち込み、高校では数学を専攻し、理系の大学に進みます。
しかし、数学は肌に合わないと感じた池坊専宗さんは文転し、東大法学部に入りなおします。
そして東大卒業後に華道の道を歩み始めました。
池坊専宗さんの経歴について詳しく見ていきましょう。
小学生時代
池坊専宗さんが小学3年生の時、担任の先生から贈られた言葉が今も道しるべになっています。
その言葉が「雨垂れ石を穿つ」です。
雨のしずくも長い年月が経つと石に穴を開けることから、「小さな努力でも継続すれば最後には成功する」を意味します。
花は刹那的で、写真もその一瞬を写すものですけど、それが、少しずつ溜まっていって、人生が続いていくのではないかと思っています。
引用:ORICON NEWS
と話していました。
コツコツ続けることって一番難しくて大切なことですよね。
小学生の頃に、人生の道しるべとなる言葉をもらったことはとても大きな出来事ですね。
また、池坊専宗さんは小学生の頃に英国に留学しており、それ以来紅茶を好んで飲むようになりました。
中学生時代
池坊専宗さんの中学高校時代は野球少年でした。
世間が思っているよりもそこまで家業を強く意識することはなく、ご両親からも生け花を強制されることはありませんでした。
と言われたことを覚えているそうです。
京都教育大学附属高校時代
両親から言われた通り、池坊専宗さんは自分がやりたい道を進みました。
当時は数学者ブームもあり、高校では理系で数学を専攻。
大学も理系の大学に進みます。
スポンサーリンク
慶應大学理工学部入学
しかし理系は池坊専宗さんには合わなかったようです。
「数学の研究者になろうといざ理系の大学に入ってみると、数学は良くも悪くも地味で堅実な学問で、入学してすぐに『これはちょっと難しいな』と気付きました」
引用:ORICON NEWS
こうして文転を決意し、独学で勉強を始めます。
そうして東京大学法学部に入学しました。
東京大学法学部入学
小論文と、数学と理科の複合科目と、英語の試験をパスし、東大には後期試験で入学しました。
苦手意識のあった数学がうまくいったおかげで、試験に受かることができたそうです。
この時、世の中どこで何が役に立つか分からない、無駄なことはない、と実感したそうです。
東大卒業後に華道を学び始める
この投稿をInstagramで見る
池坊専宗さんが本格的に華道を学び始めたのは東京大学法学部卒業後です。
官僚や弁護士になることも考えましたが、選んだのは家業である華道でした。
池坊専宗さんの華道の恩師はご高齢の先生だったそうで、
「不器用であっても誠実に花と向き合う。愚直に葉っぱ1枚の向きにこだわり、その命を見つめようとする。いろいろなことを学びました」
引用:ENCOUNT
と振り返っていました。
そんな池坊専宗さんの信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」
池坊専宗さんは渋い花が好きで、“じじくさい”花を生けることで有名になっています。
そのため、祖父からは
と言われるんだとか。
写真を始める
写真をはじめたのは、いけばなの記録として撮り始めたのがきっかけでした。
最新のデジカメやスマホで撮れば、誰でも綺麗な写真は撮れますが、心揺さぶる写真は綺麗とはまた違います。
良い写真が撮れたということは、私自身が豊かな時間を過ごすことができたということとイコールなのです
そう語った池坊専宗さんは、良い写真を撮るために心の感度を高めることが大事だとも話していました。
第18回京都現代写真作家展新鋭賞受賞
この投稿をInstagramで見る
池坊専宗さんには写真家としての一面もあります。
2021年に行われた「第18回京都現代写真作家展」では新鋭賞を受賞しました。
この作家展は、200名・497作品の応募の中から、
・大賞1点
・準大賞1点
・優秀賞3点
・35歳以下対象の新鋭賞3点
の計8点が選定され、表彰されます。
最初は、枯れていってしまう生け花を記録するために写真を撮り始めたという池坊専宗さん。
それがだんだんと、心に訴えかける写真があって、撮る人の感覚や人間性が写真に乗ってくることに気付きました。
引用:ENCOUNT
生け花も写真と共通するものがあるんですね。
時間の流れや、衰えていったり盛り上がったりする命の移ろいを、より豊かに感じられるように、常に自分の感覚を磨いているそうです。
今では、自身が生けた花の写真を撮ることを1つのセットとして取り組まれています。
池坊専宗の華道作品まとめ
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
現在は池坊専宗さん自身も華道教室で先生として活動しています。
学生からご年配の方まで幅広い年齢層の生徒さんに、技術と心を教えているそうです。
また若者に興味を持ってもらおうと、花展で若者が生け花を出す場を設けたり、高校生によるコンクール「花の甲子園」を開催したり、アニメや映像とのコラボなど積極的に取り組まれています。
今後のご活躍が楽しみですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。